よく転ぶ原因は?
ハイハイをしなかった
まず第一に考えられるのはハイハイをせずに早く歩き始めたことです。
ハイハイは赤ちゃんの身体的、認知的、感情的な発達にとって非常に重要な段階です。
- 筋力の発達: ハイハイは赤ちゃんの腕や足の筋力を発達させます。四つん這いで地面を這うことで、体のさまざまな筋肉が使われ、強化されます。
- 認知と空間認識の発達: ハイハイを通じて、赤ちゃんは自分の身体の位置や周囲の空間を理解し始めます。これにより、物理的な探索と空間認識能力が向上します。
- 自立心の育成: ハイハイは赤ちゃんに自分で行動する自信を与えます。自分の力で移動することで、自己肯定感や独立心が育まれます。
- 感覚と認知の刺激: 四つん這いで床を這うことで、赤ちゃんは触覚や視覚、聴覚などさまざまな感覚を刺激します。これにより、感覚統合が促進され、認知能力が向上します。
特に2番目の空間認知能力がよく転ぶ子には備わってないことが多く、自分の足がどれだけ上がっているのか、今足がどこにあるのかがわかっていない状況にあるのではと考えられます。
対策
- 家の中を裸足で歩く
- 戸外でも危険のない場所では砂や土の上、芝生、コンクリートの上を裸足で過ごしてみる
- 物を跨ぐ、斜面や段差の昇降を繰り返す
以上のことを繰り返し行うことで、足で地面に直接触れることで体をしっかり支えるのに必要な土踏まずを作っていくことにつながり、転びにくい体になっていきます。
靴が合ってない
もう1つの原因としては靴が合っていないことです。
大人もサイズが合っていない靴では歩きずらいのと同様に子どもも靴はサイズが重要です。
すぐに大きくなるから少し大きめを履かせたり、安めのふにゃふにゃの靴を履いていると転ぶ原因に繋がります。
子どもに合った靴を履かせてあげることで転倒防止に繋がると考えられます。
最後に
子どもと公園で遊んだり、散歩したりすることはとても楽しいことですよね!
そんなときによく転んでいたらケガもするし、子どものテンションは下がって楽しくなくなっちゃいますよね。
ここで紹介したことで少しでも子どものとの楽しい時間が増えてもらえたら嬉しいです!
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